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私の教え方

下記のような生徒の悩みに対する私の考え、生徒との関わり方、具体的なサポート例をご紹介致します。​​また、使用している教材についてもご紹介致します。

目次

~ 学校の授業に付いていけないという悩み ~​

私の考え

周りと比較せず、焦らず、昨日の自分より一歩前進できたのか、ということに意識を向けて欲しいと考えています

​生徒との関わり方

  • 最初は用語を極力使わず、なるべく平易な言葉を使って説明し、その科目を生徒が受け入れやすいように心がけています

  • どんな小さな成長でも、見逃さず「成長したやん!」「出来るようになったやん!」と声掛けしています

  • 分からないことを「何で分からないんだ?」というようなことは絶対に言いません

​これまでのサポート例

不登校で、勉強する習慣がなく、英語の定期考査で一桁台の点数しか取ったことが無かった中学2年生の生徒が、指導開始から半年で48点取れるようになりました。その生徒は最終的に大阪学院大学高等学校に合格し、学校の英語の先生からは「学校にあまり来れていなかったのに、こんなに出来るようになったのか!」と驚かれていました

~ 不登校で引きこもりがちという悩み ~

私の考え

「学校へ行くのが普通」という周りからの暗黙の圧力を感じることがあるかもしれませんが、自分の心が「ほっ」とする方向へ向かうのがいつでも正しいと考えています。勉強については、周りと比較して「みんなと同じぐらい勉強していない自分は何てダメなんだ」と思うのではなく、自分がその日にやりたい分だけ勉強をすれば良いと考えています

​生徒との関わり方

  • 生徒のありのままを受け入れるように、個性を否定しないよう心掛けています

  • 間違っていることは「間違っている」とはっきり言うようにしています。生徒の自分に対する信頼度を考慮して、人格を否定せず、その言動が間違っていて、どのように気を付けたら良いのか、その生徒が受け入れてくれそうな言葉を選んで説明するようにしています

  • 勉強を強要しません。生徒が自主的に「今日はこれだけやりたい」という量をこなせるようサポートしています。ただし、大学受験合格などの具体的な目標があって、その達成に必要な勉強量をこなせていない場合は、学習プランを生徒と一緒に考えています

 

これまでのサポート例

中学2年から不登校になり、週1回スクーリングがある通信制高校に通う3年生を1年間指導しました。最初は中学レベルの数学と英語が怪しい状態でしたが、毎日ではなくても少しずつ勉強し(受験前の時期はこちらが言わなくても追い込んでいました)、追手門学院大学に指定校推薦で合格しました。本人とは約2カ月に1回のペースで指導後に面談をし、その都度、どのように勉強を進めて行くか相談していました。

~ 発達障害で勉強に苦労しているという悩み ~​
 

私の考え

発達障害を「個性」と捉え、その個性を否定せず、どんな特徴なのか把握してほしいと考えています

​生徒との関わり方

  • 一般的な勉強法がその生徒に合わないなら、ヒアリングを行って生徒の個性や気持ちを把握し、その生徒に合った勉強法を模索します

  • 定型発達の人と比べると極端にできない、苦手なことがあるかもしれませんが、そのことを否定せず、本人が克服したい気持ちの度合いに応じて、サポートするようにしています

 

これまでのサポート例

学習障害があり、掛け算の九九が覚えられなかった中学2年生の生徒を指導しています。その生徒にあったやり方を模索するために「九九のうた」、九九のゲームアプリ、何度も書いて覚える、一問一答形式など色んな方法を試みました。個人的には歌で覚えるのが手っ取り早いと感じていましたが、その生徒には受け付けられないようでした。最終的にフラッシュカードで覚える方法が合っていたようで、中学2年の夏休みに特訓し、夏休み明けには九九をマスターしました。

また、ADHDの特性があり、すぐに気が散ってしまう生徒を3人指導しています。その生徒達と2つ取り組んでいることがあります。

 

  1. タイマーを使って13分勉強、2分休憩のサイクルで指導を進める。13分の間も集中が切れたら「あと○○分あるよ」と声かけをする

  2. 指導を始める前に今日の60%のゴールと100%のゴールを決めてもらう。60%のゴールは最低限、自分が達成したい目標、100%は理想の目標として設定してもらいます。

 

これらの手法を取ることで、ただ漫然と勉強するのではなく、目標やタイムリミットが明確になり、以前より1回の指導でこなせる勉強量が増えました

~ 自分に自信が無いという悩み ~

私の考え

私もそんなところがあります。私の場合、カウンセリングを受けてから、「やってみたい気持ちが薄っすらあるけど、中々一歩が踏み出せない」といった事柄に対して「エイヤッ!」と始めてみるよう心掛けていました。それが意外と何とかなって、「案外、自分はできるのかも」と感じる体験を積み重ねたことで、新しいことへ挑戦するハードルが下がったと感じます

​生徒との関わり方

  • 生徒の自信が無いことを責めず、生徒がどんなことに対して「薄っすらやりたい気持ちはあるけど、次の一歩が踏み出せない」のかヒアリングを行い、どんな小さな一歩なら踏み出せそうか、一緒に考えるようにしています

  • 勉強においては、どれだけ前の学年の内容であっても、その生徒が躓いているところがあれば遡って復習し、「あの時はできなかったけど、今はできる」という自信を持ってもらうよう心掛けています

 

これまでのサポート例

前述の不登校だった高校3年生ですが、以前のバイト先で自分のミスについて上司に激しく罵倒されたことがトラウマになり、新たにバイトを始めることができずにいました。しかし、その生徒と話をする中で、「もし次にバイトができるなら、人に携わる仕事をしてみたい」と打ち明けてくれました。そこで、自分が週1で手伝わせていただいている児童福祉施設でのバイトを紹介したところ、その生徒に合っていたようでした。そこから昼夜逆転していた生活リズムも改善され、自分に少し自信を持てるようになったようです。

また、勉強面でも中学生の時に躓いていた二次関数や因数分解を復習し、できるようになったことにより、難しめの問題が解けると「先生見て、出来たで?」と自慢げに報告してくれるようになりました。最初の頃と比べて、明るく、楽しく勉強するようになったと感じます。

~ インターナショナルスクールの勉強を教えてくれる家庭教師が見つからないという悩み ~

私の考え

私のインターナショナルスクールで3年半、教員として働いた経験が大きく生かせると考えています。

生徒と保護者との関わり方

  • 学校によって、使っている教科書も指導方法も大きく異なりますが、柔軟に対応しています

  • 今後、インターの中学校へ行かせるのか、日本の私立に行かせるのか等、進路について保護者様と面談を行っています。自身がインターナショナルスクールで教員をしていたことと、複数のインターナショナルスクールの生徒を指導している経験から、多角的にアドバイスさせて頂いております

 

これまでのサポート例

立命館宇治中学のIPコース受験を目指す、英語ネイティブの小学校6年生を指導しました。受験に必要な英語版の算数検定6級合格、TOEIC 800点以上、英語でのエッセイ作成をサポートさせて頂きました。その生徒は無事に合格し、現在も引き続き指導させて頂いています。

また、その生徒の兄も立命館宇治高校のIBコースに在籍しており、彼の数学をサポートしています。彼はすぐに答えを求めたがる、自分で考えない癖がありますが、こちらからすぐに答えを教えず、自分で正解に辿り着けるようにサポートしました。学年が上がってからは、勉強に対する姿勢が変わり、粘り強く取り組み、分からないところは考え方を尋ねるようになりました。

~ 使用する教材 ~

学校の教科書や市販の参考書を使うのはもちろんのこと、以下のような教材にも対応しております。

Khan Academy / 自作の問題

  • 算数の教材として使っている学校があるので、そちらで出された課題を一緒に解いています

  • 難易度がバラバラで出題されることがあるため、学習内容が定着しない事例が多々あります。その場合、必要に応じて私が難易度の易しい順に問題を作成し、生徒に解いてもらっています。生徒からは「解きやすい」「内容が良く理解できた」との感想を頂いております

YouTubeやその他動画

  • YouTubeにオーディオブックがアップされていたりするので、動画のマネをしてSpeakingの練習をしてもらっています。物語で複数登場人物がいる場合は伊藤も役を演じて、英会話の練習をしています

  • National Geographicやアニメなどに字幕を出して、speakingの練習をしてもらっています

絵本、小説、漫画

  • 音読してもらい、発音・単語学習・文章内でのイントネーションの付け方等を練習してもらっています

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